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在学生がボランティア活動を行いました

熊本県の被災地でボランティア活動に参加

平成28年5月、本学5年生の藤吉 恵津子さんが熊本地震の被災地を訪れ、ボランティア活動を行いました。藤吉さんは、今年4月に熊本県で大規模な地震が発生した後、神戸で開催された被災地復興のためのチャリティイベントに参加。5月5日には、開催者とともに熊本県益城町のテント村を訪問し、チャリティイベントの募金をもとに購入した支援グッズを届け、被災者の皆さんが生活するテントにタープを設置するなどアルピニストの野口健さんの活動の手伝いを行いました。

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現地で仲良くなったりょう君(写真中央)と一緒に記念撮影。 離れていても支援できるように、今でも連絡を取り合っている。

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被災者の皆さんがテントの外でも休憩できるように設置されたタープ。

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訪れた日が「子どもの日」だったので、新聞紙で兜を作って子どもたちにプレゼント。

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一緒に活動したボランティアスタッフ。一番左が藤吉さん、その右隣にはアルピニストの野口健さんの姿も。

被災地でのボランティア活動を終えて【医学部5年次 藤吉 恵津子】

活動当日、JR熊本駅からレンタカーで現地に向かったのですが、益城町に入った瞬間に景色が変わり、思わず「ここは…日本なの…?」と目を疑いました。
阪神淡路大震災の記憶はなく、親の話や教科書でしか地震を知らなかった私にとって、それは、言葉にならないほど衝撃的な光景でした。

それからさらに車を走らせて、陸上競技場の中に設置されたテント村に到着。
初めて会うボランティアスタッフの皆さんと一緒にタープの設置に汗を流しました。
驚いたのは、そこに集まったスタッフ全員が「誰かのためになれば」という熱い思いを持って作業をしていたことです。
自分以外のことに一生懸命になれる人たちと出会えたことは、私にとって初めての経験でした。
また、活動の最中に被災者の皆さんが「ありがとう」と声をかけてくださったり、子どもたちが配給されたお菓子をくれようとしたり、自分たちの方が大変なのに私たちのことまで気遣ってくれて、こちらから手伝いに行ったのに逆に愛をもらった気がしました。

活動に参加する前までの私は自分のことだけを考えていた気がしますが、今は違います。雨が降ったら「テント村は大丈夫だろうか?」と、自分以外のことまで考えられるようになったことは、今回ボランティア活動に参加して一番良かったことです。
そして、みんなで同じ目的に向かって心を一つにして取り組んだことは、将来、医師としてチーム医療を実践していく上でとても大きな経験になると思います。

あれから数カ月が経ち、段々と熊本地震が風化しつつありますが、今も家に帰れず、これからどうすればいいのか不安だらけの人がたくさんいます。
何カ月も布団の上でぐっすり寝ていない人がいます。
そんな被災者の皆さんも、少し前までは私たちと同じように当たり前に生活していたはずです。
私たちだって、いつ被災するか分かりません。私達は、熊本地震で被災された方々のことを他人事と思わず、自分のことのように捉えないといけない思います。どんな状態になってもお互いが思いやりを持ったり感謝の気持を大切にすることが復興につながるのだと感じました。

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