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緑樹会(同窓会)
自己点検・評価

兵庫医療大学との連携

1.社会が求める医師の資質と教育の現状

 医学・医療の進歩と高度化に伴い、医師として知識面と技能面で優秀であることはいうまでもありませんが、人格面においても幅広い人間性が求められています。特に近年は僻地医療、救急医療の問題から緩和ケアに至るまで医師に社会性と人間性が要求される状況となっており、具体的には、高い倫理性、様々な職業・階層の人々に対する理解と思いやり、患者心理への洞察、チーム医療を円滑に行う協調性など幅広い人格形成が必要となります。

 一方、教育面では大学入学前は受験勉強に追われ知育に偏りがちになり、入学後も医学教育は過密で医師国家試験も難関化傾向にあることから、結果的にクラブ活動、ボランティア活動、アルバイト、趣味など従来の幅広い人間的交流が失われ、社会性の獲得が困難になってきています。加えて少子化に伴う過保護、インターネットの普及も幅広い人間性の獲得の妨げになっています。このような日本の教育体制や社会状況を鑑みると、意図的に社会性の獲得と幅広い人間性の醸成を目指すカリキュラムを大学入学後の医学教育に組む込む必要があると考えます。

2.兵庫医療大学連携授業(チーム医療実習)

兵庫医療大学

 兵庫医科大学では、建学の精神:「社会の福祉への奉仕」、「人間への深い愛」、「人間への幅の広い科学的理解」に則り、開学当初より社会福祉学、行動学、心理学の講座や専任教員を配置し、早期臨床体験実習を早期に導入するなど、他の医療職種や患者さんと交流できる実習を配置するなど、伝統的に人間性の理解と社会教育に力を注いできましたが、兵庫医療大学の開学に伴い、「ボーダレス」を合言葉に兵庫医療大学と連携し、低学年~専門課程に渡る幅の広い学生間の交流を通じて人間性の醸成を図るとともに、新たなチーム医療教育を目指しています。

 学部教育の段階から他の医療職学生と交流し、チーム医療教育を学ぶことは、卒後、医師として活動する際に大変大きな効果が期待できます。そのため、兵庫医科大学では1年次、3年次に次のような連携プログラムを実施しています。

 

兵庫医科大学学生と兵庫医療大学学生との相互交流プログラム

(1)チーム医療入門

兵庫医科大学1年生全員が兵庫医療大学神戸ポートアイランドキャンパスで、薬学、看護学、リハビリテーション学の3学部学生とともに、健康や生命倫理など共通の話題を共に考え学びます。低学年からコメディカル学生と共に学ぶことによりチーム医療教育への下地作りとなります。

チーム医療入門 チーム医療入門
(2)チーム医療チュートリアル

 兵庫医療大学4年生が兵庫医科大学キャンパスを訪問し、医科大学3年生と共にチーム医療を駆使して患者さんの問題を解決する能力を身につけます。題材としては、脳血管障害など4学部の学生が共に取り組める症例を取り上げます。

チーム医療チュートリアル チーム医療チュートリアル

3.他の医療職や患者さんとの交流

兵庫医科大学では、上記の他、医師として必要な他の医療職への理解や患者さんを思いやるこころを育むため次のような実習を用意しています。

  1. 早期臨床体験実習I・II(1年)
  2. エスコート実習(2年)
  3. 在宅ケア(訪問看護)実習(3年)
エスコート実習 早期臨床体験実習

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