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兵庫医科大学医学会
3年次生が兵庫医療大学と「チーム医療演習」を行いました

平成28年9月5日(月)から9月9日(金)までの5日間、兵庫医科大学の3年次生(医学部 116名)、および、兵庫医療大学の4年次生(薬学部、看護学部、リハビリテーション学部 計323名)が西宮キャンパスに集まり、「チーム医療演習」に取り組みました。

この演習は、医療職種間の相互理解を深めるとともに、現代の医療に求められる「チーム医療」を駆使して患者さんの問題を解決する能力を身につけることを目的に毎年実施しているTBL(※)形式の授業です。学生たちは学部混成の小グループ(6または7人単位)に分かれ、アイスブレイク・GRAT(グループ試験)をとおして徐々にコミュニケーションを取り、その後、与えられた症例に対してグループ討議を行い、結論をまとめて発表しました。初日には初対面同士で緊張する学生の姿も多々見られましたが、日にちが経つにつれて関係性が深まり、討議中には活発に意見を交換。医療チームにおける自分の役割や医療従事者同士のコミュニケーションの重要性を理解しながら「チーム医療」について意識を高める良い機会となりました。

※TBL(Team Based Learning)・・・チーム基盤型学習。課題を用いた学習方法で、予習資料に基づき、個人学習、グループ学習、全体学習など様々な形式で学んで理解を深めます。

演習スケジュール

■1日目

  • ガイダンス、アイスブレイク
  • IRAT(個人試験)、GRAT(グループ試験)、試験フィードバック
  • 討議1回目

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■2日目

  • 特別講義1
    「リハビリテーションとチーム医療」
    兵庫医療大学 川口浩太郎教授
  • 特別講義2
    「地域における患者の生活を支えるための職種間連携」
    筑波大学 高屋敷明由美講師
  • 自習

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■3日目

  • 討議2回目
  • 自習、発表準備

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■4日目

  • 発表会

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■5日目

  • 症例解説フィードバック
  • 模擬カンファレンス
  • 試験、試験解説講義
  • 全体講評、表彰

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参加学生の声

医学部

  • 職種間連携について、ぼんやりとしか考えたことがなかったけれど、症例をとおして、患者さんを軸に連携を取らなければいけないと感じました。
  • 他学部生の知識を教えていただくという姿勢を心がけました。
  • 座学の授業や本から得た知識だけでは、実際のチーム医療の現場では対応できないと感じました。
  • 1年次の合同チュートリアルよりも本格的で現実的な内容でした。
  • その患者さんに関わる全職種の人に意見を出してもらえるよう、またそこででた意見をきちんと理解し、患者さんにより良い医療を提供したいです。

薬学部

  • 私は薬学部生なので、治療薬の情報を良い点、悪い点ともに他学部生にわかりやすく説明するよう心がけました。
  • 症例に対し複数の治療法を考えましたが、どの組み合わせがその患者さんにとって最適か決めるのに苦労しました。
  • 全員が患者さんの状態と治療の目的を理解していなければ、ちぐはぐな対応になると感じました。
  • 実習を終えている看護学部生とリハビリテーション学部生が特に意見を述べていたため、私も来年学外実習を終えた際にそのように発言できるよう学んでいきたいです。
  • 症例シナリオを読んだだけで、自分の職種でできそうなこと、やるべきことがすぐに思いついたことに成長を感じました。

看護学部

  • グループ内では、意見をまとめるリーダー的役割を担いました。また、自分が知っていることは、専門の内外に関わらず伝えるようにしました。
  • もともと面識がないメンバーばかりでしたが、すぐに仲が深まり、意見がたくさん出る良い雰囲気のグループでした。
  • 看護師の視点で患者さんの身体的、精神的、社会的状態をアセスメントし、今後起こりうる危険性を考え、どのようなケアが必要かを、他学部生と意見・情報を交換しながら考えました。
  • 1年次の合同チュートリアルと比べて、それぞれがより多くの専門的知識を持って話し合えたので、症例をより理解することができました。
  • 患者さんのQOL向上を目指して、看護師だけでない、医師・薬剤師・理学療法士・作業療法士、各分野のアプローチを知ることができました。

リハビリテーション学部

  • 討議中は、少しでも分からないことがあればすぐに質問をしたり確認をとったりして、各学部の役割や内容をしっかり理解するよう心がけました。
  • ディスカッションの際に、会話を自ら切り出すよう意識しました。
  • 他学部生に聞きたい情報が明確で、学部間の連携が取れていると感じました。1年次生の時より、チーム医療を意識しながら取り組めたと思います。
  • その患者さんに対して、より良い治療を行いたいと思う気持ちは共通なんだと実感しました。
  • 多くの知識・技術を一層身につけ、患者さんを中心に、そのご家族、他職種、地域等と連携し、より良い医療を提供できるようになりたいと感じました。

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