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兵庫医科大学医学会

学科の特色

チュートリアル教育

●自学自習の習慣を養う

チュートリアル教育
チュートリアル教育

 医師は日進月歩の医学の進歩を追って卒業後も一生自ら学ぶ必要のある職業です。本学は1年次から医師として一歩を踏み出すという理念のもとに6年間一貫教育が始まります。では、大学で必要とされる勉強法は何でしょう。それこそが自学自習なのです。高校までの教育はいわば与えられた教育です。しかし大学での教育は 学生の皆さん自身が主役です。  

 チュートリアル教育こそ大学教育が実感できるシステムです。6~7人程度の少人数のグループに分かれ、課題に対して自ら問題点を見い出し、討論を重ねて解決をしていく学習法です。これによって自学自習の習慣が身につきます。各グループには1人ずつ教員がチューターとして参加し、議論の方向性の確認と評価を行います。また医療入門として医学的興味に満ちた題材が用意されており、医師への動機づけにも役立ちます。この自学自習の習慣こそが将来の問題解決能力の高い医師養成につながるのです。

 本学では既に1年次~4年次までチュートリアル教育を導入し、大きな成果を挙げています。

 

臓器別統合カリキュラム

●モデル・コア・カリキュラムの導入

 医師の質向上は強い社会的要請であり、本学でもクリニカル・クラークシップ(診療参加型実習)の導入など実践的な医師養成に努めています。モデル・コア・カリキュラムは全国の医学部が議論して作成した医学生として必修のカリキュラムです。本学ではこれを全面的に導入し従来の講座の壁を越えて臓器別に学生が勉強しやすい授業を目指しています。従来なら解剖学、生理学、生化学、病理学、内科、外科という科目別の学習でしたが、臓器別カリキュラムではたとえば肝臓について解剖、生理作用、そして代謝、病気の成り立ちや病態、内科的治療や外科的治療まで一貫して勉強します。

 本学ではこの基本的なカリキュラムを学生のニーズに合わせて独自の内容を追加し、ユニークで個性的なカリキュラムを完成させています。短期集中型の講義やレベルアップ選択科目の開講、医療社会福祉学、高校と大学のギャップを埋める理科選択科目、一般教育と専門教育の橋渡しとなる「医系物理化学」や「哺乳動物のからだ」、基礎医学と臨床医学を結ぶ「臨床解剖実習」そして医師にとって最も重要な「医の倫理」など工夫が一杯です。

 

早期臨床体験実習

●1年次・2年次で臨床の現場を体験

早期臨床体験実習 1年次のフレッシュな時期に医療の現場を体験します。医学生としての自覚をもって、医師にとって最も大切な優しい気持ちを学び、そして漠然とした医師への志望や憧れを、具体的な目標に変えていきます。
 各診療科に数人ずつに分かれて配属し、病と闘う患者さん、それを優しく支える看護師さん、多くの医療スタッフの姿に接します。医師になるためには知識や技能だけでなく、患者さんと痛みを分かちあえる優しい心と人格を身につけること、医療が多くの人々によって成り立っていることを知って謙虚な気持ちをもつことの大切さを実感する体験です。そしてこの体験を通じて医師への動機づけを具体的なものにできれば、6年間をより有意義に過ごすことができます。

 2年次では兵庫医科大学病院と篠山病院で選択制の早期臨床体験実習を行っています。兵庫医科大学病院では薬剤部、中央臨床検査部、中央放射線部、内視鏡センター、輸血部をローテーションします。篠山病院では地域の基幹病院としてプライマリケアの重要性と老人保健施設など高齢者医療を体験します。

(「授業の紹介」ページもご覧ください)

 

クリニカル・クラークシップ

●診療参加型臨床実習で臨床技能を養う

クリニカル・クラークシップ 臨床実習(ポリクリ)は医師になるための実践的なトレーニングであり、ベッドサイドで患者さんと直に接することにより知識だけでなく医師にふさわしい態度や技能を身につける場です。本学では診療参加型臨床実習、いわゆるクリニカル・クラークシップを選択式ではなく全面的に導入しています。これは従来のように教員の診察を見学したり模擬診療を行うだけではなく、診療チームの一員として臨床実習を行うものです。指導医-レジデント-研修医-学生とチームを作って患者さんの診療にあたり、採血や点滴など許された医療行為も指導医の監督の下で行います。

 クリニカル・クラークシップは臨床推論の力を養い、問題解決能力の高い医師を育成するだけでなく、責任感をもって診療に参加できる経験を積むことは将来大きな自信となるでしょう。

 

短期集中型カリキュラム

●効率的なカリキュラム編成

 入学後のカリキュラムは学生の皆さんにとって勉強しやすいことを目標にしています。それは、統合型(臓器別)カリキュラム、短期集中型講義、チュートリアル教育の3つが特徴です。そのなかで短期集中型というのは一度に行われる講義を短期集中型で4~5科目に絞って行い、講義が済み次第、1科目ずつ順次試験を行う方式です。従来は多くの科目を同時並行に行って学期末に試験をまとめてを行う方式で、学ぶ側は大きな負担でした。

 科目数を絞って日々勉強しやすく、一つずつ階段を昇るように学習していきます。もちろん語学のように時間をかける方が教育効果があがるものは従来の方式です。

 

レベルアップ選択科目

●幅広い学問の世界に触れ合う

 モデル・コア・カリキュラムをはじめ医師になるためには必修の事項が数多くあります。しかし、広く様々な学問に接して知的好奇心やリサーチマインドを育てることも大切です。多様化の時代に相応しく語学、医療、漢方、医の倫理、基礎研究、音楽、先輩の体験談など幅広く66科目を開講しています。きっと自分の興味のある科目があるはずです。

 これら時間を通じて広く学問の世界を体験し、人文科学、自然化学、医科学に対する広範な知識を身につけ、科学における論理的な思考力を養ってください。

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