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兵庫医科大学医学会

カリキュラムの概要


シラバス(授業科目、方法・内容、科目の目標、単位数等)  年間授業計画

カリキュラムフロー図

医師国家試験 卒後臨床研修 大学院


1学年次 教養・基礎医学習得期間

幅広い教養を身につけ、基礎医学を学ぶ

第1学年次では、準備教育としての外国語系科目、人文社会科学系科目、自然科学系科目があります。外国語系科目では、読解力やネイティブスピーカーとの会話能力など実践的な英語力を養成します。人文社会科学系科目では、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性と倫理性を形成します。さらに、学術交流により関西学院大学で開講される教養的基礎科目を幅広く選択履修でき、一般大学の多様な学生と交流することにより人間的な成長を促します。自然科学系科目では、医学を科学的に理解するための基礎教育として「数学」「化学」「情報学入門」など多彩で実用的な科目を開講するとともに、「基礎化学」「基礎物理学」「基礎生物学」など高校教育と大学教育との橋渡しとしての授業があります。また、チュートリアル教育を「医学概論入門」に導入し、自学自習能力と医師への動機づけを目指します。早期臨床体験実習では、フレッシュな心に感動を与えます。

2学年次 基礎医学学習期間(臨床医学準備期間)

基礎医学をしっかりと修得、臨床医学に備える

医師として基本となる基礎医学から臨床医学へのつながりを学びます。解剖学、生化学、生理学、免疫学・医動物学、薬理学、遺伝学、病理学、病原微生物学など少人数の実習を中心とした学問体系をモデル・コア・カリキュラムに基づいて学びます。また、「臨床入門」では、臨床科目を学ぶための最低限必要な知識・態度・技能や主要な疾患についての概念を学習し、コミュニケーション教育やエスコート実習により、人間性豊かな良医になるためのコミュニケーション能力を修得します。さらに第2~4学年次共通開講による「レベルアップ選択科目Ⅱ」により、人文科学・理科学・医科学に対する広範な知識を多岐にわたり自由に選択して履修することができます。第2学年次の終わりには総合進級試験により、これまで学んだ知識の総まとめを行います。

3学年次 臨床医学学習期間

知的好奇心を発揮し、幅広い知識を修得

臓器別、症候別に組み立てられた統合カリキュラムにより、構造機能から疾病概念・診断・治療までを学びます。また、兵庫医療大学との連携により、4学部(医・薬・看護・リハビリ)合同のチュートリアル教育によって医療職種間の相互理解、チーム医療を駆使して患者さんの問題を解決する能力を身につけます。さらに、「在宅ケア(訪問看護)実習」でチームワーキングの素養を獲得し、医療が家族や地域社会によって支えられていることを学びます。「レベルアップ選択科目Ⅲ」では第2学年次に引き続き、第2~4学年次共通開講により、他学年次生とともに広範な開講科目を自由に選択履修します。

4学年次 臨床医学学習期間(臨床実習準備期間)

培った知識を整理し、臨床実習に備える

臓器別、症候別の講義でこれまで蓄積した知識を整理します。臨床推論の力を養うことこそが、高い問題解決能力を身につける秘訣です。現代社会に直結した社会医学の講義や、薬物療法の基本とともに付随する有害事象として薬害被害者の実体験を拝聴し、その実態を多面的に学ぶ講義、医療コミュニケーション、危機管理、チーム医療、決断科学など幅広い角度から医療について考える講義も開講します。「臨床解剖実習」では基礎的な解剖の知識がいかに臨床に重要かを再認識しながら、臨床的な技法を取り入れて人体解剖を復習します。症候より病態、鑑別診断を考えるトレーニングをチュートリアルによって行うことにより、臨床知識と問題解決能力を養成する「症候・病態からのアプローチ」、臨床実習に備えて基礎から臨床までの知識の整理を行うとともに、基本的な診療技能・態度を修得する「プレクリニカル教育」を経て総合進級試験・全国共用試験(CBT、OSCE)を受験します。ここでの知識の整理は将来の大きな自信になります。

5学年次 実地臨床医学修得期間

臨床実習を重ね、医師としての資質を磨く

いよいよ「臨床実習」です。すでに学んだ医学の知識をより確かなものにするために、ベッドサイド・ラーニング(BSL)を通じて応用展開し、内科4科・外科1科を4週間単位で履修する「診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)」と1~2週間単位の「見学型臨床実習」を組み合わせて履修します。特に「診療参加型臨床実習」では、学生が医療チームの一員として参加し、定められた範囲で実際の医行為を行うことにより、実際の患者さんに相対した際にどのように考え、問題を解決するかの思考プロセスを学び、臨床医として必要な態度、技能、知識を身につけます。また、選択した内科以外の他の内科のミニレクチャーや症例検討などへも参加することにより幅広い分野を経験することができます。第5学年次の終わりには、総合進級試験(筆記試験およびプレゼンテーション試験)を行い、最終学年である第6学年次に向けて、これまで学んだ知識の総まとめを行います。

6学年次 実地臨床医学修得期間

高度な実習と知識の総仕上げで、目指す良医へ

「学外選択臨床実習」で、第一線の病院での診療の実際やプライマリ・ケア、各病院での特色のある医療、コ・メディカルスタッフとの関係や患者サービスなど、大学病院とは異なる体験をすることで、大きな自信を与えます。「学内選択臨床実習」では、将来専攻したい診療科や興味のある診療科、ローテーション臨床実習を経てさらに履修したい診療科などを選択し、高度な実習を行います。この選択臨床実習では、関西4校(大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学医学部、本学)相互乗り入れ実習を選択することもできます。「Advanced OSCE(実技試験)」では、医療面接と的を絞った身体診察を行い、その結果の問題解決能力を問うことにより臨床推論を鍛え、医師としての診察技能を磨きます。その後は、「臓器別特別演習」により各々の学習到達度に応じたきめ細かい卒業試験・国家試験対策を行うとともに、グループ学習による自主学習をサポートします。全員の国家試験合格を目指してスパートします。

 

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