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兵庫医科大学医学会

臨床栄養部

講座(部署)紹介

入院から在宅、食事から輸液まで、全ての栄養を扱う部門として活動しています。

入院患者の栄養管理は看護部と協働で行っており、看護師が入院時に栄養スクリーニングを行い、その後管理栄養士が患者さんに面談して計画を立て、看護師と共に個々の栄養管理を行います。また、摂食障害や消化吸収障害、代謝異常等が原因で栄養状態の悪い患者さんには、医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・言語聴覚士・臨床検査技師等多職種によるNST(栄養サポートチーム)で、食事・経腸栄養・輸液を総合的にアドバイスしています。現在、NST定期回診を週2回行い全ての病棟をラウンドするようにしています。

入院中の治療食は基本だけで200種あり個々の病態に応じた食事提供、常食の選択メニュー、HACCPに準拠した安全な食事の提供を行っております。栄養指導は管理栄養士が主治医の指示に基づき行い、炎腸性腸疾患栄養教室、糖尿病患者の透析移行の予防指導も行っています。

研究の現状

概要
臨床栄養部は、調理・献立を中心に院内の食事を提供し、栄養指導などの業務を行う管理栄養士と栄養サポートチーム(NST)を軸に積極的な栄養治療を行う医師で 構成されている。管理栄養士は栄養指導に加えて、より臨床的な栄養管理を多職種 と共同で行っている。栄養指導にあたってのエビデンスを科学的に解明するための 基礎的および臨床的研究も行っている。


主題
  1. 腸内細菌叢と栄養:
    経口摂取する食物の内容で腸内細菌が変化すると考えられる。
    また、栄養状態の変化により腸内細菌叢が変化し、腸機能の低下の原因ともなっている。栄養状態の異なるそれぞれの疾患の患者から糞便を採取し、腸内細菌叢の解析を行っている。栄養状態の改善に向けた治療を行い、腸内細菌叢がどのように推移するかを検討し、病態と腸内細菌叢との関連性を解明している。
  2. 栄養サポートチーム(NST)による栄養管理の適正化:
    低栄養状態にある患者の栄養評価を適正に行うにはどのようにすればよいかを臨床例で検討している。
    また、疾患ごとに異なる栄養管理法をこれまでの実施例をレトロスペクティブに解析し、適切な栄養管理法の確立を目指している。


自己点検・評価及び将来の展望

管理栄養士と医師がチームで診療を行い、研究をすすめる臨床栄養部は、本学特有の診療部門であり、管理栄養士の研究面への関心度を高めることができ、管理栄養士の中から「大学院」への進学を希望する風潮が築かれ始めている。臨床と研究ができるスーパー栄養士が養成できれば、栄養管理の水準が向上すると思われる。


主任教授 冨田 尚裕(兼任)
講師 肥塚 浩昌

兵庫医科大学 〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1番1号 TEL:0798-45-6111 (代)

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