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兵庫医科大学医学会

血液浄化センター

講座(部署)紹介

当院血液浄化センターでは、急性/慢性腎不全に対する緊急血液透析、新規維持透析導入、各種疾患に罹患・合併した維持透析患者の入院透析を中心とし、総合的な腎不全/透析診療を行っています。また、肝不全、血液疾患、神経疾患、膠原病、敗血症、動脈硬化性閉塞症、薬物中毒など特殊血液浄化療法(血漿交換療法、血液/血漿吸着療法、LDL吸着、白血球除去、腹水濾過濃縮)を必要とするすべての疾患に対応しています。このような特定機能病院としての役割を担うとともに、各診療科や地域医療との連携、医師・看護師・臨床工学士の協力による安全・迅速かつ専門性の高い血液浄化療法を実践しています。診療以外にも日本透析医学会や日本アフェレシス学会の認定施設として、専門医・従事者の育成とともに、血液浄化領域の発展に貢献すべく多岐にわたる研究活動を行っています。

研究の現状

概要
血液浄化センターでは、(1)重篤な病態を背景とする循環動態が不安定な症例に対する体外循環の安全性の向上、(2)透析患者の合併症軽減・予後改善に重要な透析液の清浄化、(3)特殊血液浄化における効率の最適化を目指し、医学・工学的アプローチにより血液浄化療法の新たなプロトコール、モニタリング法の確立に向けた取り組みを行っている。


主題
  1. 体外循環の安全性の向上
    • 血液透析における循環血液量監視装置を用いた循環動態評価
    • アフェレシス療法における有害事象と予防
  2. 透析液の清浄化
    • 透析液清浄化におけるバイオフィルム破砕剤の評価
  3. 特殊血液浄化の至適効率性
    • 二重濾過膜血漿交換療法における溶質移動シミュレーション
    • 免疫吸着療法における抗体吸着動態
    • 難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレシス(LDL-A)
    • LDL-A療法の生体への影響


自己評価・評価及び将来の展望

これまで血液浄化療法全般における重要性の高まりに応えることで、病院全体における診療・研究・教育レベルの向上に貢献してきた。加えて、これまでの研究活動の成果を学会発表・論文を通じて発信することにより本邦での血液浄化療法の発展に重要な役割も果たしてきた。今後は、現在行っている血液浄化療法に関わる臨床研究および基礎研究を基にして、各患者の病態に最も適した血液浄化療法の確立を目標とする。また、質の高い血液浄化療法を提供するために、血液浄化療法専門医師・臨床工学士・看護士の育成を目指した指導の充実に努める。


責任者 中西健 主任教授(兼)
准教授 倉賀野隆裕(兼)
講師 蓮池由起子(兼),長澤康行(兼)



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