HIV感染症治療における薬薬連携について

HIV感染症は抗HIV療法の進歩により、治療可能な慢性疾患となりました。
しかし、抗HIV療法を成功させるためには、耐性ウイルスを出現させないために規則正しい服薬を生涯にわたって継続する必要があります。
抗HIV療法をうけている患者さんは基本的には外来通院されているため、処方箋を応需する保険薬局薬剤師の先生の協力が必要不可欠です。
当院では保険薬局薬剤師の先生もHIV治療チームの一員との考えのもと、患者さんが服薬を継続できるように薬薬連携を行っています。

また、抗HIV薬の在庫管理が保険薬局においてスムーズに行えるように連携しています。
本連携についてはプライバシーに十分配慮し、患者さんの同意のもとに行っていますので、連携を希望される場合は、当院薬剤部までご連絡ください。当院薬剤師が同意を取得します。

さらに定期的に西宮HIV感染症薬薬連携協議会を開催して治療薬についての情報提供や、薬局からの症例提示などを通してHIV感染症に関する薬物療法についてのレベルアップを図っています。

担当者 日笠真一 (薬剤部代表 0798-45-6189)

患者さんが治療を成功させるためのサポート体制

(病院薬剤師と、処方箋を応需する薬局薬剤師の連携体制)
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