「そら(SORA)プロジェクト」
    大気汚染の健康影響に関する調査(環境省)

 環境省では、自動車排出ガスの健康への影響について調査するため、2005年度から6年計画で大規模な疫学調査を実施しています。当教室は、このプロジェクトの関西地区における調査を担当しています。
 このプロジェクトでは、異なる年齢層、調査手法により、次の3つの疫学調査を実施し、結果の一致性についても評価を行う予定です。
1.学童コホート調査
 2005年度から、関東・中京・関西の大都市圏(11市区)において約1万6千人の小学生にご協力をお願いして、5年間の継続調査(学童コホート調査)を実施し、その間の健康状態の変化と自動車排出ガスへの曝露の程度との関係を調べることにしています。
 関西地区では、国道43号線(大阪府〜兵庫県)及び大阪中央環状道路(大阪府)周辺に居住されている小学生(2009年度には5,6年生)のみなさんにご協力をお願いしています。
2.幼児調査
 2006年度から、関東・中京・関西の大都市圏(9市区)において幼児(約10万人)を対象とした健康調査(幼児調査)が行われています。現在は3歳児健診を受診されるお子さまに、自治体からの健診のお知らせとあわせて、呼吸器症状に関する質問票を配布し、ご協力をお願いしています。一部のお子さまには、生活環境をお尋ねするインタビュー調査とアレルギーに関する血液検査へのご協力もお願いしています。
 関西地区では、大阪市、神戸市の一部地域で実施しております。
3.成人調査
 2007年冬に、関東・中京・関西の大都市圏の20数万人の成人を対象に、健康状態等の調査を行い、気管支ぜん息と自動車排出ガスへの曝露の程度との関係を調べました。
 さらに、一部の方には肺機能検査を実施し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と自動車排出ガスへの曝露の程度との関係について調べます。
 関西地区では、大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市で国道43号線周辺に居住されている40歳以上75歳未満の方に調査へのご協力をお願いする予定です。

 これらの調査には住民の皆様のご協力が必要です。得られた結果から大気汚染とぜん息などの呼吸器疾患との関連がわかり、今後の環境対策を進める上での貴重な資料として活用されますので、ぜひ多くの皆様がご協力くださいますようお願いします。
 詳細は、環境省の
そらプロジェクトのホームページをご覧ください。

 そらプロジェクトの「そら(SORA)」は Study On Respiratory disease and Automobile exhaust
(自動車排出ガスと呼吸器疾患との関連についての研究)の頭文字をとったものです。

      BMP21.gif  そらプロジェクトHP(環境省) http://www.env.go.jp/chemi/sora/
            大気汚染の健康影響(これまでに行った研究)                      

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