高齢化社会を迎えた現在、疾病の治療だけでなく、疾病を予防し、健康増進を図ることの重要性が高まっています。また、私たちの健康と深く関わりのある環境問題についてもますます重視されるようになっています。
　将来、国内の保健・衛生分野における研究者（大学、研究所など）を目指す方だけでなく、厚生労働省、都道府県、市町村等の行政機関（保健所）、WHO等の国際的な保健・衛生分野での活動、企業の産業医等を志望される方は、公衆衛生学を修得しておくことが求められています。
　多くの方が入学されることを期待しています。

　　大学院生

※昼夜開講制となっております。

１．昼夜開講制
　社会人の就学に配慮し、離職することなく、大学院に入学することが可能です。
　入学後も病院、教育・研究機関、企業等に通常どおり勤務しながら、夜間等に履修できます。
　保健所等の行政機関職員、専属産業医の入学も歓迎します。詳細はお問い合わせください。

２．研修・資格取得
　本人の希望により、国立保健医療科学院等での短期・長期研修、公衆衛生関係の海外機関への留学研修等を実施することが可能です。
　産業医、労働衛生コンサルタント等の資格を取得することもできます。

３．授業料免除
　兵庫医科大学では、基礎医学分野（公衆衛生学も含む）を専攻する大学院生は、授業料が4年間免除されます。
　（昼間受講の場合のみ）

４．その他
　健診機関での健康診断業務や嘱託産業医としての産業医活動（資格取得後）を行うことが可能です。
　非医師及び外国人特別学生については、リサーチアシスタントとして月額１０万円の手当てが支給される制度があります。（学内選考あり）
　その他にも種々の奨学金制度や研究助成制度があります。

　詳細は募集要項をご覧ください。

　　研究生

１）働きながら、公衆衛生学的研究や実践活動を実施しようと希望する人を歓迎します。（大学院への入学も可能です。）
２）入学資格は、医学、歯学、修業年限6年の獣医学課程卒業者のほか、修士課程を修了した者となっています。
３）研究テーマは本人の希望によって相談の上で決定します。例として、以下のテーマがあげられます。
　　　�@大気汚染とアレルギー疾患に関する疫学的研究
　　　�A環境汚染物質の生体影響に関する実験的研究
　　　�B地域保健医療に関する研究
　　　�C産業保健に関する研究
４）詳細については、お問い合わせください。

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